変数¶
C++ で変数を使用する方法について説明します。 整数値の変数を宣言するには次のようにします。
int x = 5;
int
は整数を表現する型です。
宣言時に初期化をせずにあとで値を代入することもできます。
int x;
x = 5;
初期値を設定しないまま変数を使用すると不定な値が入るので注意して下さい。
int x;
std::cout << x << std::endl; // 不定な値が出力される
const¶
const
を付けると値の書き換えが禁止できます。
const int x = 5;
x = 10; // エラー
constexpr¶
constexpr
を付けると定数にできます。
constexpr int x = 5;
const
の値は実行時に決定しますが constexpr
の値はコンパイル時に決定します。
型推論¶
変数の宣言時には明示的に型を指定しなくても auto
を使うと
右辺の値から型を推論することができます。
auto x = 5; // x は int と推論